製造部長 今村 広一
近年、携帯電話・パソコン・家電製品などの小型化に伴い、精密加工・微細加工が益々、難度の高い加工になってきています。
精密加工に携わって十数年経ちますが、最近は、小径エンドミルの種類も増え、また高速加工機の性能・能力も上がり、スピードアップ、以前よりワンランクアップの加工ができるようになりました。
精密加工や微細加工を加工するにあったって常に、心がけているのは、いかに、効率のよい段取りを組むか、バリが出にくくするか、加工時間の短縮・精密加工や微細加工は、生物と同じで鮮度が重要、なるべく短期間で加工するのがベストだと思います。
加工時間が長くなると、それだけ加工精度も下がります。だからといって加工条件を上げると、加工面が粗くなったり、工具の破損・ワークの倒れなどが発生します。
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今後益々難度の高い加工にチャレンジして技術の向上を目指したいです。